脊椎損傷の場合

交通事故による主な後遺障害として、脊髄損傷があります。ここでは、脊髄損傷の後遺障害や等級について、ご説明します。

脊椎は脳から送られる信号を末梢神経まで伝達し、また、末梢神経から脳へ信号を伝達する大切な神経です。脊椎に圧迫、断裂などの損傷を負った際、一部損傷の場合は手足にしびれや麻痺が残ったり、完全に断裂すると運動機能や感覚機能が完全に失われる場合があります。同時に自律神経系も損傷する為、体温調節や代謝機能も困難となります。交通事故により脊椎損傷した際に等級認定を獲得するには、医学的根拠に基づいて証明されなければなりません。また、要介護であるかも考慮されます。

MRIの写真
引用元《後遺障害(後遺症)とは | 交通事故の慰謝料・弁護士相談ならアディーレ法律事務所

医師の診療を受け、MRIでの画像診断、神経症状を把握する為の各種テストを受けます。腱反射が正常か否か、筋力がどの程度低下しているか、触覚、痛覚、温度覚などに異常がないか、手指の細かい作業や動作に障害はないかを判断するテストです。これらの結果を認定基準と照らし合わせ、後遺障害の等級や後遺障害慰謝料の金額が確定されます。後遺障害の等級結果について不服な場合は、異議申し立てをする事も出来ます。

このように脊椎損傷でも症状の程度に幅があり、損傷部位によって現れる症状や障害も異なります。これらの症状の程度や範囲などに応じて、等級が認定されます。